後遺障害の系列と序列(後遺障害等級表)

 自賠責保険の後遺障害は、等級認定の際に準拠している労災保険の認定基準上、下記のように障害の「系列」ごとに、労働能力喪失の程度について1級から14級までの「序列」が決められています。

 系列は、事故によって残った障害が1つの場合には特に問題になりませんが、2つ以上の後遺障害が残り、最終的に1つの等級に評価する「併合」を行う場合や事故前からあった障害の程度が事故により重くなってしまった「加重」が問題になる場合には、残った障害がどの系列に属するかが重要になることがあります(併合の方法や加重については、後遺障害等級認定のポイントをご覧ください)。

 なお、後遺障害診断書は、下記のすべての障害程度について記入できる様式になっています(ただし歯牙障害は別の様式があります)。

 

 障害系列

 系列番号

 眼  眼球(両眼)  視力障害  1
 調節機能障害  2
 運動障害  3
 視野障害  4
 まぶた(右又は左)  欠損又は運動障害  右5左6
 耳  内耳等(両耳)  聴力障害  7
 耳殻(右又は左)  欠損障害  右8左9
 鼻  欠損及び機能障害  10
 口

 咀嚼及び言語機能

 障害

 11
 歯牙障害  12

 神経系統の機能又は

 精神

 神経系統の機能又は

 精神の障害

 13
 頭部、顔面部、頸部  醜状障害  14

 胸腹部臓器(外生殖器

 を含む)

 胸腹部臓器の障害  15

 体

 幹

 脊柱  変形又は運動障害  16
 その他体幹骨

 変形障害(鎖骨、胸

 骨、ろく骨、けんこう骨

 または骨盤骨)

 17

 上

 肢

 上肢(右又は左)  欠損又は機能障害  右18左21

 変形障害(上腕骨又

 は前腕骨)

 右19左22
 醜状障害  右20左23
 手指(右又は左)  欠損又は機能障害  右24左25

 下

 肢

 下肢(右又は左)  欠損又は機能障害  右26左30

 変形障害(大腿骨又

 は下腿骨)

 右27左31
 短縮障害  右28左32
 醜状障害  右29左33
 足指(右又は左)  欠損又は機能障害  右34左35

 

 

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