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外傷性頚部症候群後の頚部痛・運動時痛について自賠責後遺障害非該当から14級9号に変更された事例

事故状況 自転車で直進中、駐車車両のドアに衝突し転倒したもの
傷病名 外傷性頚部症候群、左手部挫傷、左膝打撲、右肘挫傷など
自覚症状 頚部痛、運動時痛
他覚所見 知覚異常なし。頚部から背部にかけて筋緊張ありMRI:左膝蓋骨内側部分の骨挫傷あり 等
初回の等級 後遺障害非該当
異議申立後の等級 14級9号
ご相談の経緯 弁護士事務所からのご紹介を通じて、ご相談いただきました。
サポート期間 約6ヶ月
ポイント

被害者の方は、通勤のため自転車で直進していたところ、駐車車両のドアが急に開いたため、避けられず衝突し転倒したため、かなり強い衝撃を受けました。意識を失い救急車で病院に搬送され、幸いにも入院しないで済みましたが、首の状態がかなり悪くしばらく仕事を休まざるを得ない状態でした。その後仕事に復帰しましたが、支障が大きく退職をされました。症状固定になり、労災からは障害等級14級が認定されましたが、自賠責保険からは後遺障害が認められませんでした。被害者の方ご自身で異議申し立てを進めておられましたが、別件で相談されていた弁護士の方から相談を勧められ、ご相談いただきました。担当医師に依頼して適切な回答書を作成いただき、労災の資料などとあわせて自賠責保険に異議申し立てをしたところ、無事14級9号に変更されてご納得いただいて終了となりました。

頚椎挫傷後の頭痛・頚部痛・右手知覚鈍麻等について自賠責後遺障害14級9号が認定された事例

事故状況 乗用車に乗り停車中、相手乗用車に追突される
傷病名 頚椎挫傷
自覚症状 頭痛、頚部痛、右手知覚鈍麻等
初回の等級 14級9号(自賠責75万円)
異議申立後の等級
ご相談の経緯 症状固定の頃、ホームページを見て今後の進め方についてご相談いただきました。
サポート期間 約7ヶ月
ポイント 被害者の方は乗用車に乗り停車中、相手乗用車に追突され、後部のガラスが全て割れるほどの衝撃を受け負傷されました。相手方および任意保険会社の対応に不信感があり精神的に参ってしまっており、症状固定の頃にご相談いただきました。医師に適切な後遺障害診断書を作成いただき、2ヶ月ほどの治療空白期間が生じた事情等を説明した文書とあわせて、事前認定で後遺障害請求をしたところ、最初の請求で無事14級9号が認定されました。その後、無事示談解決されました。
事故状況 通勤のため自転車で道路を横断中、相手車両に衝突される
傷病名 左膝高原骨折、左膝内側側副靭帯損傷、頚椎捻挫
自覚症状 左膝関節痛、可動域制限、頚部痛等
他覚所見 MRIで軽度の関節水腫、外側半月輝度変化 等
初回の等級 12級13号
異議申立後の等級
ご相談の経緯 弁護士事務所のご紹介でご相談いただきました。
サポート期間 約5ヶ月
ポイント 被害者の方は外国人で日本語が不自由のため、スペイン語の通訳を通してやりとりを行いました。膝の障害のため歩行もままならず、お仕事にも大きな支障がある状態でしたが、労災保険からは既に神経症状について後遺障害14級が認定され不服申立の期限が過ぎていましたので、当方は自賠責保険に対する被害者請求の手続をお手伝いしました。請求に必要な診断書・診療報酬明細書・画像等を病院から取り寄せ、必要事項を記入して請求したところ、最初の請求で無事後遺障害12級13号が認定されました。ご納得いただき、終了となりました。
事故状況 自動車を運転中、相手車両に追突される
傷病名 頚椎捻挫、腰椎捻挫、両肩打撲
自覚症状 頚部、腰部痛
他覚所見 腰痛・・・動かすと痛む、安静時痛 右下肢しびれ・違和感 等
初回の等級 非該当
異議申立後の等級 併合14級
ご相談の経緯 弁護士事務所よりご紹介いただきました。
サポート期間 約7ヶ月
ポイント 被害者の方は事故後頚部痛と腰痛などにとても悩まされており、なぜ後遺障害に該当しないと判断されたのか理解・納得できない状況でおられました。異議申し立ての手続きをするにあたり、一度担当医師とお会いしてご所見をうかがいました。腰部MRI上、椎間板ヘルニアが認められ神経に触れているなどの説明があり、その点を踏まえた回答書作成をお願いしました。被害者の方からのお話しをもとに異議申立書を作成し、手続きしたところ、無事14級に変更され、ご納得いただき終了となりました。

右大腿骨骨幹部骨折等後の右下肢痛について自賠責後遺障害非該当から14級に変更された事例

事故状況 バイクに乗車中、相手自動車と衝突したもの
傷病名 右大腿骨骨幹部開放骨折、右脛骨骨幹部開放骨折等
自覚症状 右下肢痛
他覚所見 骨折部は骨癒合 等
初回の等級 非該当
異議申立後の等級 14級9号
ご相談の経緯 弁護士事務所からの紹介で、ご相談いただきました。
サポート期間 約7か月
ポイント 被害者の方は外国人でしたが、日本語がとても堪能で、通訳なしで対応が可能でした。バイクに搭乗中、相手自動車と衝突後フェンスに激突し、大腿骨・脛骨・腓骨・恥骨・足指を骨折するなどとても大きな怪我をされました。病院に救急搬送されて入院し、複数回にわたる手術とリハビリ・治療の結果、骨癒合が認められ、可動域制限や痛みの程度も大きく改善されてきました。事故から約2年半後に症状固定となり、後遺障害請求したところ、後遺障害非該当の回答があり、当方にご相談をいただきました。後遺障害診断書には「骨折部は骨癒合」、「緩解の見通しあり」などの記載があり、カルテを取り寄せていただき確認しても、かなり改善していることがうかがわれました。しかし、実際にご本人に症状などをうかがうと、当初と比べるとかなり改善はしているものの多くのことでお困りの状態でした。そこで、医師に回答書作成を依頼し、これまでの経過等をまとめたものなどと併せて異議申し立てを行ったところ、14級に変更され、ご納得いただき終了となりました。
事故状況 工場で作業中、落下した鉄の土台に左手を挟まれたもの
傷病名 左手関節TFCC損傷 等
自覚症状 左手関節痛 等
他覚所見 左手関節尺側部:回旋時、掌・背屈時に疼痛 等
初回の等級 14級
異議申立後の等級 12級
ご相談の経緯 弁護士事務所からの紹介で、ご相談いただきました。
サポート期間 約8か月
ポイント 被害者の方は外国人で日本語が不自由でしたので、スペイン語の通訳を通してやりとりしました。被害者の方は工場で作業中にネジが緩んで落下してきた鉄の土台に左手を挟まれてしまい、左手首を負傷したほか、薬指と小指を骨折しました。左手首の症状は大学病院でTFCC損傷と診断され、靭帯の手術も受けました。しかし治療を続けてもあまり改善せず、負傷から約4年後に症状固定となり、労基署に障害補償給付の請求を行ったところ、神経症状として14級という結果でした。しかし、日常生活を送るうえで左手がうまく使えない等の支障が続いている状況からこの認定にご納得できず、ご相談をいただきました。情報開示請求により労基署の認定資料を取り寄せたいただいて確認したところ、労災指定医も画像を確認してTFCC損傷を認めていることがわかりました。この客観的所見の存在に加えて、これまでの経過やお困りのこと等を文書にして不服申立てを行ったところ、12級に変更され、ご納得いただいて終了となりました。

頚椎捻挫後の頚部痛、両上肢痺れ等について自賠責後遺障害非該当から14級に変更された事例

事故状況 自転車に搭乗中、相手バイクと衝突したもの
傷病名 頚椎捻挫、右大腿打撲傷、右手指捻挫
自覚症状 項頚部痛、頚部可動域制限、両上肢しびれ 等
他覚所見 四肢MMTほぼfull  四肢腱反射正常 等
初回の等級 非該当
異議申立後の等級 14級9号
ご相談の経緯 ホームページを見て、ご相談いただきました。
サポート期間 約6か月
ポイント 被害者の方は住宅地で自転車搭乗中に、交差点を右折してきたバイクに衝突されて転倒し頚部等を負傷されました。事故から1年以上にわたり整形外科と接骨院で治療・リハビリを続けてこられましたが、症状固定となり後遺障害の請求に進みました。しかし、後遺障害非該当の結果を受けて、ご家族からご相談をいただきました。主治医の先生が協力的で適切な回答書を作成いただき、申立書などと併せて異議申し立ての手続きをしたところ、無事14級に変更され、ご納得いただき終了となりました。
事故状況 自動車のドアに指を挟み、負傷したもの
傷病名 中指伸筋腱皮下断裂 
自覚症状 右中指可動域制限、疼痛 等
他覚所見 PIP関節自動伸展困難 等
初回の等級 12級10号
異議申立後の等級
ご相談の経緯 ホームページを見て、ご相談いただきました。
サポート期間 約半年
ポイント 被害者の方はご自身の車のドアに中指を挟んでしまい、腱断裂というお怪我をされました。手術が必要な状態で、腱縫合等の手術をされましたが、関節固定の鋼線を抜去した後に伸筋腱周囲に癒着が生じてしまい、指の関節可動域が制限されたため、あらためて癒着剥離等の手術を受けられました。しかしそれでも関節可動域制限が残ってしまいましたので、症状固定となりました。後遺障害等級の認定のことでご心配され、こちらにご相談をいただきました。担当医師に依頼をして、適切な後遺障害診断書を作成いただいて保険会社に請求したところ、無事12級が認定され、ご納得いただいて終了となりました。
事故状況 職場でマンホールの蓋が開いていることに気づかず、転落したもの
傷病名 橈骨近位端骨折、肘関節脱臼、踵骨骨折、CRPS 等
自覚症状 関節可動域制限、疼痛、異常感覚、歩行障害 等
他覚所見 橈骨頭骨折後偽関節、肘部管症候群、肩拘縮、CRPS 等
初回の等級 2級
異議申立後の等級
ご相談の経緯 ホームページを見て、ご相談いただきました。
サポート期間 約2年4ヶ月
ポイント 被害者の方は店舗内で作業中、マンホールの蓋が開いているのに気づかず、約4m落下してしまい、複数の部位を骨折する大きなお怪我をされました。救急搬送されて入院し、橈骨と踵骨の手術を受けて治療・リハビリに専念してきましたが、歩行がうまくできないなど症状が思うようによくならず、退院後は複数の病院で診ていただいていました。労災で約5年にわたり治療・リハビリを受けてきましたが、症状固定となり障害補償給付の請求をしたところ、9級が認定されました。その後症状の悪化による再発が労災で認められ、さらに症状固定となり障害補償給付の請求をしたところ、8級が認定されましたが、この結果にご納得できず、ご相談をいただきました。主治医の先生にもご協力いただき、審査請求に尽力しましたが、変更されませんでした。事故当時お勤めされていて厚生年金にご加入でしたので、障害年金の請求手続きに進みました。あらためて主治医の先生に適切な診断書等を作成いただき、年金事務所に請求したところ、障害年金2級が認定され、ご納得いただいて終了となりました。
事故状況 自動二輪車で直進中、前方で急に右折をはじめた車両の側面に衝突したもの
傷病名 腓骨骨折 
自覚症状 腓骨足関節外側の圧痛 
他覚所見 足関節運動制限、XPにて骨ゆ合 等
初回の等級 非該当
異議申立後の等級 12級
ご相談の経緯 弁護士のご紹介で、ご相談いただきました。
サポート期間 約8ヶ月
ポイント 被害者の方は大型バイクで直進中、前方で信号待ちをしていた自動車が急に右折を開始したため、その右側面に衝突しさらに反対車線のフェンスに衝突して、腓骨を骨折されました。治療を続けて骨折した部位は骨癒合し、事故の約半年後には症状固定とされて、自賠責保険の後遺障害請求を行いましたが、骨癒合されていることなどを理由に、自賠責保険の後遺障害には該当しない旨の回答があり、こちらにご相談をいただきました。治療を受けた複数の病院からカルテを取り寄せていただき、経過や医師の所見などをよく確認したうえで、主治医の先生に回答書作成をお願いし、適切なご所見をいただいて、異議申立書とあわせて被害者請求を行いました。その結果、12級に変更され、ご納得いただいて終了となりました。
事故状況 工場で作業中に、落下してきた鉄の棒と機械の間に手首を挟まれたもの
傷病名 前腕不全切断 
自覚症状 手関節可動域制限・痛み、手指関節可動域制限・痛み 等
他覚所見 骨折部変形、正中神経・橈骨神経領域知覚低下・神経麻痺、母指球筋萎縮 等
初回の等級 6級
異議申立後の等級
ご相談の経緯 ホームページをみて、ご相談いただきました。
サポート期間 約2年半
ポイント 被害者の方は工場で作業中に、落下してきた鉄の棒と機械の間に手首を挟んでしまい、わずかな腱と皮膚以外ほぼ切断してしまうというお怪我をされました。反対の手で負傷した手首をおさえ、同僚に上着で手首を固定してもらい救急搬送されました。複数回にわたる手首の縫合術を受け、それでも当初はただ手首がつながっているだけのような状態でしたが、その後も複数回にわたる手術を受け、リハビリ等多大な努力をされて、手首と手指のいずれも少しずつ回復していきました。負傷して約3年半後に労災の症状固定となり、主治医の先生に障害補償給付の診断書を作成していただいたところ、記載内容が不十分に思われるが担当医師があまり協力的ではなく困っているとのことで、こちらにご相談をいただきました。
診断書を確認したところ、ご指摘のとおり、障害の状態に関する検査結果や所見が十分に記載されていない印象を受けました。このため、担当医師と面談をして改めて障害の状態等を確認していただき、診断書に追加記載をしていただくことができました。この診断書を労基署に提出し、その後の労災指定医との面談等に関するアドバイスを行ったところ、ご希望どおり、年金(6級)が認められ、ご納得いただいて終了となりました。
事故状況 バイクに乗り停車中、坂道発進に失敗した前方車両に衝突(逆突)される
傷病名 腰部挫傷、右下腿挫傷 等
自覚症状 頑固な腰痛と右下腿のしびれ 等
他覚所見 MRI L4/5, L5/S1 後方正中右傍正中に椎間板ヘルニア L4L5後方固定術後 術前MRIでのヘルニアはかなり巨大 等
初回の等級 11級7号
異議申立後の等級
ご相談の経緯 弁護士のご紹介で、ご相談いただきました。
サポート期間 約7ヶ月
ポイント 被害者の方は小学校の先生で、事故の怪我のために仕事にもいろいろ支障が出ておられました。腰椎椎間板ヘルニアによる強い症状が事故で現れてしまい、担当医師から手術を勧められた頃にご相談をいただきました。担当医師は当初から今回の事故とヘルニアとの因果関係を認めるお考えで、被害者の方は担当医師のアドバイスどおり、紹介先の病院で後方固定術の手術を受けられました。手術後も一定の症状は残ってしまい、後遺障害の請求に進みましたが、診断書作成の際も医師にはとても協力的にご対応いただけました。その結果、11級7号が無事認定され終了となりました。
事故状況 歩道を歩行中、走行車両に衝突されたもの
傷病名 母指MP関節損傷、手関節TFCC損傷  等
自覚症状 母指痛、母指MC関節IP関節の可動域制限、手関節痛 等
他覚所見 MRI:母指MP橈側側副靭帯損傷、手関節TFCC損傷 等
初回の等級 併合10級
異議申立後の等級
ご相談の経緯 以前も別件でご相談いただき、ご連絡いただきました。
サポート期間 約9ヶ月
ポイント 被害者の方は、ガードレールのない歩道を歩行中、横を通り過ぎる車両のドアミラーに上肢を強く衝突され、肘、手首、手指などを負傷されました。特に手指と手首に痛みが強く現れ、大きな病院で詳しい検査を受けたところ、母指MP関節靭帯断裂、手関節TFCC損傷などの診断がなされました。母指は手術が必要とされ、靭帯再建術を受けられました。その後も長期にわたりリハビリ・治療を行ってきましたが、可動域制限や痛みなどなかなか良くならないため、症状固定にして後遺障害請求することについて、ご相談をいただきました。自賠責保険への被害者請求をご希望でしたので、診断書やレセプトを相手方任意保険会社から取り寄せていただき、内容をよく確認のうえ、主治医の先生にお願いをして適切な後遺障害診断書を作成していただきました。診断書の内容も、誤解を受けるおそれがある所がありましたので、医師に追加記載等をお願いしたところ、ご協力いただくことができました。資料一式を整えて被害者請求をしたところ、母指の可動域制限・痛みについては10級、手関節TFCCによる痛みについては14級が認定され、ご納得いただいて終了となりました。
事故状況 原付自転車で交差点に進入したところ、信号無視の車両に衝突されたもの
傷病名 上腕骨近位端骨折、橈骨頭骨折、複合性局所疼痛症候群  等
自覚症状 肩関節・肘関節の可動域制限・動作時痛、上腕の灼熱感、握力低下  等
他覚所見 手掌発汗過多あり。前腕皮膚色調変化あり。XP:肩人工骨頭挿入術後。指骨・中手骨の骨萎縮あり 等
初回の等級 併合7級
異議申立後の等級
ご相談の経緯 ホームページをご覧いただき、ご連絡をいただきました。
サポート期間 約6ヶ月
ポイント 被害者の方は、今回の事故で同じ上肢に複数箇所の骨折をされ、肩には手術で人工骨頭を挿入せざるを得ない状態になりました。肘の骨折に対しても手術をされました。その後も強い痛み等の症状はおさまらず、受傷されたところの皮膚の変化、手のひらやワキの発汗過多、骨萎縮など、複合性局所疼痛症候群(CRPS)の症状も現れました。調理師のお仕事もできなくなり、後遺障害請求についてご心配になられてご相談をいただきました。主治医の先生の指示で受傷後約1年で症状固定となりましたので、後遺障害診断書等の書類作成をお願いし、適切な書類を作成していただきました。必要資料一式を整えて被害者請求をしたところ、肩関節の機能障害について8級、複合性局所疼痛症候群による症状については9級が認定され、ご納得いただいて終了となりました。
事故状況 原付自転車で住宅街を走行中、突然発進した対向車に衝突されたもの
傷病名 肩関節脱臼、上腕骨近位端骨折、小指基節骨骨折
自覚症状 運動時痛、手指の拘縮による握力の低下 等
他覚所見 骨癒合は良好。外傷後の拘縮の症状あり 等
初回の等級 併合13級
異議申立後の等級 併合9級
ご相談の経緯 弁護士事務所のご紹介で、ご相談いただきました。
サポート期間 約5ヶ月
ポイント 被害者の方は外国人で日本語が不自由のため、スペイン語の通訳をとおしてやり取りしました。被害者の方は今回の事故で肩関節の脱臼、上腕骨と小指の骨折という大きなお怪我をされ、入院して観血的整復固定術の手術を受ける必要がある状況でした。受傷当初から肩関節・肘関節・小指の各関節に拘縮がみられ、退院後もリハビリに努めましたが、可動域制限などあまりよくならないまま症状固定になりました。肩関節と小指のPIP関節については、健側の2分の1以下に可動域が制限されており、仕事や日常生活に大きな支障がある状態でしたが、最初の請求時は肩関節可動域制限について後遺障害非該当、小指の関節可動域制限について13級、上肢の神経症状について14級という認定がなされました。この認定に疑問をもたれ、ご相談をいただきました。診断書等を確認したところ、肩関節を脱臼してその後も可動域制限が続いていた状況がうかがわれましたので、当初から治療を受けてこられた病院の医師に面談をお願いし、被害者の方の状態を改めてご確認いただきました。そのご所見を踏まえてこちらで作成した照会文書へのご回答をいただき、異議申立書などとあわせて手続きをしたところ、肩関節可動域制限(神経症状を含む)について10級が認められ、小指の可動域制限13級とあわせて併合9級に変更されました。ご納得いただいて終了となりました。
事故状況 バイクで走行中、交差点で自動車に横から衝突されたもの
傷病名 脛腓骨骨幹部粉砕骨折、足関節外果骨折、CRPS、頚椎捻挫 等
自覚症状 疼痛、知覚障害(異常知覚)、強い痺れ、膝・足・足趾の可動域制限 等
他覚所見 変形治癒、歩行時杖使用、足底板装着しての歩行、CRPSによると思われる骨萎縮、頚椎椎間板ヘルニア 等
初回の等級 併合6級
異議申立後の等級 変更なし
ご相談の経緯 ホームページを見て、ご相談をいただきました。
サポート期間 約3年
ポイント 被害者の方はバイクで通勤中に相手自動車に衝突され、複数箇所を骨折する大きなお怪我をして入院し、複数回にわたる手術を受けざるを得ないほどの状態でした。長年にわたりリハビリ・治療に努めてきましたが、CRPSの症状も現れてなかなか変わらない状態が続いておられました。事故から約4年が経ち、そろそろ症状固定にして後遺障害の請求をお考えになり、ご相談いただきました。お持ちの書類を確認し、後遺障害6級程度は認定される可能性があることをご説明しました。担当医師はとても協力的で、被害者の方の実際の状態に見合った症状・所見を後遺障害診断書に記載していただけました。書類等一式を整えて自賠責保険会社に被害者請求をしたところ、下肢の複数の関節可動域制限と神経症状についてRSDの基準で7級、下肢の醜状障害について12級、併合6級が認定されました。しかし、頚椎椎間板ヘルニアによる神経症状について回答文書に記載されておらず、12級認定の可能性もあったことから、異議申し立てをご希望され、準備を進めました。しかし頚部の神経症状は7級の評価に含まれるとの回答でした。これに対して被害者の方は、併合6級でよいのだが頚部の神経症状については独立して12級認定を受けておくことをご希望されましたので、自賠責保険共済紛争処理機構に異議申し立て手続きを行いました。しかし、結論は変わらず、終了となりました。
事故状況 ガードレールのない道路の左端を歩行中、後方から相手車両に衝突されたもの
傷病名 頭部外傷後めまい症、鎖骨遠位端骨折、第2頚椎骨折 等
自覚症状 めまい、集中力低下、肩が挙上しにくい、首が回りにくい 等
他覚所見 左向きの非注視眼振あり。肩関節と頚椎の可動域制限を認める 等
初回の等級 併合11級
異議申立後の等級
ご相談の経緯 症状固定の頃、ホームページをみて、ご相談いただきました。
サポート期間 約10ヶ月
ポイント

被害者の方は歩行中、後ろから走行してきた車両に衝突され、頭蓋骨骨折や頚椎骨折などの大変大きなお怪我をされました。幸い2週間ほどで退院されましたが、頚椎の骨折については事故から約1ヶ月後に初めて診断がなされ(当初は頚椎捻挫)、その後リハビリ等を行いましたが、頚部に大きな可動域制限が残ってしまい、車の運転ができないなど大変お困りの状況でした。また、歩けなくなるほどのめまいが生じることにも悩まされていました。さらに、相手方は自賠責保険のみの加入でしたので、ご自身の人身障害補償保険で治療を受けている状況でした。事故から約7ヶ月経過して後遺障害診断書を作成いただく段階とのことで、ご家族と一緒にご相談をいただきました。整形外科の担当医師にお会いしてご所見をうかがったうえで、適切な後遺障害診断書を作成していただいました。また、めまいについては、大学病院の耳鼻科で専門医の検査等を受けていただいたうえで、適切な後遺障害診断書を作成していただきました。書類等一式を整えて被害者請求を行った結果、頚部の可動域制限は自賠責保険の後遺障害として認められず、めまいについて12級、肩関節可動域制限について12級、併合11級の認定でした。頚部の可動域制限は骨折によると考えられるので、医師に相談のうえ異議申し立てをご提案しましたが、ご家族の意向は不服はあるものの異議申し立ては行わないとのことでしたので、異議申し立ては行わず、終了となりました。

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