むち打ち症(頚椎捻挫)が長期化する要因について

 むち打ち症(頚椎捻挫)は統計的には3ヶ月程度で治ると言われていますが、一方で症状が長期化してしまう方も少なくありません。

 症状が長期化する要因として、下記のようなことが考えられています。

1.事故の衝撃の大きさ

 事故の時に受けた衝撃が大きかった場合には、身体に相当の外力が加わり、筋肉・神経等への損傷(画像では分からないような損傷)があったことが考えられ、症状が長期化することがあります。

2.ヘルニア等の加齢変化の存在

 事故前には特に症状がない場合でも、事故前からあったと考えられる椎間板ヘルニア等による症状が、事故による衝撃によって現れてしまうことがあります。

 医師によっては早々に「これはなかなか治らない」、「これは後遺症です」と説明することもあります。このような場合には、症状が治りにくく、長期化することがあります。

3.加害者や保険会社の対応

 加害者や保険会社の対応・言動等により、被害者の方の怒りやショックが強くなり、症状が長期化することあると考えられています。

4.医師の対応

 通院先の医師の対応・説明等が、症状の長期化の要因になることがあると考えられています。

5.被害者の方の要因

 被害者の方のキャラクターなども、症状の長期化に強く関与することがあると考えられています。

 

(平成26年3月6日作成)

 

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