「反射弓」の用語の意味

反射弓(はんしゃきゅう、reflex ark)

 反射弓とは、脳を介さない反射の神経経路をいいます。

 具体的には、受容器に適切な刺激を与えると、受容器から感覚神経(求心路)を通じて後根から反射中枢である脊髄を通り、前根から運動神経(遠心路)を通じて効果器が反応する(筋肉が収縮する)、という一連の経路を反射弓といいます。

 腱反射で明らかな減弱または欠如が見られる場合には反射弓そのものの障害が疑われます。著しい亢進が見られる場合は反射弓よりも中枢側に障害があることを示しているとされます(錐体路は脊髄(前角細胞)に対して抑制的に作用しているため、錐体路に障害がある場合には抑制がとれて反射は亢進するとされます)。

 

 

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