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 交通事故では骨折の後などに、関節が動かなってしまうことがあります。

 ここでは、関節強直の基礎的なことをまとめています。

 

1.関節強直とは

 関節強直とは、関節の一次構成要素である軟骨・骨・関節包の破壊・異形成により発生した関節可動域の制限をいい、他動的にも動かない完全強直とわずかでも可動性のある不全強直に分類されます。

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 さらに、癒合形態で、骨性に関節が強直する骨性強直と線維性強直に分類されます。

 関節拘縮でも、骨軟骨病変が合併することがあり、二次的な変化で骨軟骨病変を起こしますので、不全強直と関節拘縮の境界はあいまいとされています。

 

2.関節強直の病因

(1)先天性

 先天性橈尺骨癒合症、足根骨癒合症、手根骨癒合症などが挙げられます。

 

(2)後天性

①特発性

 関節手術後や神経麻痺域の関節に異所性骨化が出現して、関節強直が起こることがあります。 

②炎症性

 炎症による骨軟骨破壊は、強直を来たしやすいとされています。

③変性性

 変形性関節症では、軟骨の力学的摩耗と骨増殖により、強直を来たします。骨性強直まで至る例は少ないとされます。廃用性の拘縮が長期化すると、関節内の軟骨萎縮が進み、強直することがあります。

④外傷性

 関節内骨折での軟骨損傷や関節面の破壊により、二次的に強直を来たしやすいとされます。

 

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