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 交通事故では高い所からかかとをついて落ちたときなどに踵骨を骨折し、痛みや歩行障害等の後遺障害が残ってしまうことがあります。

 ここでは踵骨骨折の概要、症状、治療、後遺障害等級との関係などについて記載しています。

 

1.踵骨骨折の概要

 踵骨骨折は足根骨骨折の60%ほどを占め、足根骨の中でもっとも多い骨折です。高いところから落ちてかかとで着地したときに受傷することがほとんどで、両足のかかとを骨折してしまうこともしばしばあるとされています。

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◇踵骨の図・説明(weblio辞書) 

 

2.踵骨骨折の症状

 受傷直後から痛みのため歩行不能となることが多く、踵部内外側の著しい腫張と皮下出血が特徴的とされています。

 

3.踵骨骨折の治療

 骨折による転位がほとんどない場合には観血的治療の必要はありませんが、転位があるときには最初に徒手整復を行い、安静・挙上・冷却を行い皮膚の状態をみて手術(Westhues法、プレート固定など)を行うこととされています。

 解剖学的整復位を得ることが困難なため何らかの合併症を残すことが多く、変形治癒による痛みや歩行障害、ズデックの骨萎縮による浮腫や痛み、外傷性扁平足による痛みなどが残ってしまうことがあります。

 

4.後遺障害等級との関係

 踵骨骨折後に痛みなどの症状が残った場合には、12級もしくは14級の等級が認定されることがあります。 RSD(反射性交感神経性ジストロフィー)による場合には、12級以上の等級が認定されることがあります。   

◇むち打ち・骨折等による痛み・しびれ(軽度神経症状)の等級認定のポイント

◇RSD(反射性交感神経性ジストロフィー)による後遺障害等級認定のポイント

 

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