自賠責保険の認定(回答)文書について

 自賠責保険の認定内容が納得できるものかどうかについて検討するには、自賠責保険の認定(回答)文書を取り寄せる必要があります。

 異議申立を行いたいという場合にも、認定(回答)文書に記載されている認定理由をよく検討する必要が出てきますので、まずは認定(回答)文書を取り寄せることが大切になってきます。

 被害者の方が自賠責保険に対して直接保険金を請求した場合には、自賠責保険会社から認定(回答)文書が送られてきますので特に問題はないと思います。

  これに対して任意保険会社と示談交渉しているときには、損保会社が自賠責保険に事前認定をしてその結果を文書で受け取っていても、その文書を被害者の方に渡していないケースもあります。

 後遺障害等級のように自賠責保険の認定結果が賠償額に大きな影響を与える場合には、ぜひとも認定(回答)文書を取り寄せて認定理由等をよく確認したいところです。

  また、自賠責保険の認定(回答)文書が入手できたとしても、一括払いの最終支払権限は損保会社にありますので、自賠責保険の認定理由を修正している可能性があります。

  修正しているかどうかの区別方法ですが、後遺障害の事案でしたら、認定(回答)文書のいちばん右下に小さな○印がついている場合には、自賠責保険の認定(回答)文書が修正されることなく、そのまま渡されていると判断して良いと思います。 

 (なお、この印はここ2〜3年に導入されたものですので、それより前の回答にはついていませんのでご注意ください。)

 

(2009年3月11日作成)

 

 

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