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 交通事故では骨折したときなどに、骨折部の近くの神経が損傷を受けてしまい、神経麻痺の症状が残ってしまうことがあります。

 ここでは、下肢の主な神経麻痺である腓骨神経麻痺の基礎的なことについてまとめています。

 

1.腓骨神経の概要

 坐骨神経から分かれた脛骨神経と腓骨神経が、足の運動と知覚を支配しています。

 腓骨神経は、坐骨神経から分かれてから、腓骨頭で外前方に回って浅腓骨神経と深腓骨神経に分かれます。

 深腓骨神経は前脛骨筋と長母趾・長趾伸筋に、浅腓骨神経は長・短腓骨に分かれます。

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2.腓骨神経麻痺の症状

 腓骨神経麻痺の主な症状として、足関節と足趾の背屈ができなくなる下垂足、また、下腿の外側から足背・足趾の背側(第5趾を除く)にかけての知覚障害が挙げられます。

◇腓骨神経麻痺の説明(日本整形外科学会)

 

3.後遺障害等級との関係

 神経麻痺によって足関節や足趾の関節などに一定の関節可動域制限が残った場合は、所定の等級が認定されます。

 関節可動域制限が一定の要件を満たしていない場合でも、神経麻痺として、12級もしくは14級の等級が認定されることがあります。

◇下肢の欠損障害・機能障害の後遺障害等級

◇足指の欠損障害・機能障害の後遺障害等級

 

【関連ページ】

◇損害保険料率算出機構とは

◇後遺障害等級認定のポイント

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