「危ないお医者さん」という本を読んで

 最近、医療事故や医師不足といった問題がクローズアップされているからか、病院や医師を取りあげた本が増えているように思います。

  仕事柄、病院(医事課の方など)や医師とやりとりすることがありますので、こういった本からもできるだけ情報収集するように努めています。

  この手の本は、現場を経験している医師が執筆していることが多いので、比較的安心して読むことができます。

  最近読んだのは、「危ないお医者さん」(富家孝・ソフトバンク新書・2009年3月)という本です。

 この本の著者は、開業医・病院経営等を経て医師・ジャーナリストをしており、この本では、頼れる病院・危ない病院の見分け方、名医の条件と探し方、医療事故が起きた際の負けない戦い方、医療過誤の自衛策、賢い患者になるためのコツ等について記述されています。

 この中で著者が強調していたところは下記の点です。

 

・名医は患者が決めるもの。探すものでなく、本来患者が育てるもの。

・真の医療とは、医者と患者との相互信頼から生まれるもの。患者が好意をもって医者を信頼していれば、患者のために全力投球してくれる医者はまだまだ多い。

・名医の存在は医者がいちばんよく知っている。名医にたどり着くには、まず、近所の開業の中から信頼に足る「かかりつけ医」を選ぶべきもの。

 

  なかなか難しいところもありそうですが、医師の考え方が参考になりました。

 

(平成21年3月25日作成)

 

 

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