障害年金の受給がはじまって何年かしますと、「障害状態確認届」が送られてきて提出が求められます。
ここでは、障害状態確認届についてまとめています。
1. 障害状態確認届とは
障害状態確認届は、障害年金の有期認定(一定期間ごとに障害の状態を見直す必要がある方)を受けている方が、一定期間ごとに提出する診断書付きの届出です。
これにより、障害の程度(等級)が現在も受給要件を満たしているかが審査されます。
その結果、障害等級の変更(上位・下位)や支給停止になることもあります。
2. 提出時期と審査結果の通知時期
障害状態確認届は、日本年金機構から提出期限の3か月前頃に案内書類と診断書用紙が郵送されてきます。
提出時期は、次回の更新(診断書提出)期限によって異なりますが、通常は受給者の誕生月の末日までに提出が必要とされます。
例えば、誕生月が10月の場合は、7月中旬頃に書類が郵送されてきて、10月末までに提出する必要があります。
障害状態確認届を提出後、約3か月後に審査結果が届きます。等級に変更がない場合は、次回診断書提出年月日のお知らせというハガキが届き、等級に変更がある場合は、支払額変更通知書が届きます。
3. 留意点
障害状態確認届は、現在の障害の状態を確認するための届出です。提出を忘れると、年金の支給が止まる可能性がありますので、早めの対応が必要です。
また、提出する診断書の内容もとても重要です。以前の障害年金申請時に提出した診断書のコピーを残しておかれますと、スムーズに医師にお願いしやすくなると思います。
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