事故状況 | 横断歩道を歩行中、バイクに衝突され転倒したもの |
傷病名 | 頚椎捻挫、尾骨骨折、右側耳鳴症、感音難聴等 |
自覚症状 | 頚部痛、左手指2-5指しびれ感、右耳鳴等 |
他覚所見 | X-P:頚椎後弯、尾骨骨折、C5/6軽度変形 頚椎MRI:C6/7左側椎間板ヘルニア、C5/6軽度ヘルニア等 |
初回の等級 | 14級(自賠責75万円) |
異議申立後の等級 | 併合12級(自賠責224万円) |
サポート期間 | 約1年 |
ご相談の経緯 | 症状固定のころ、ホームページを見てご連絡をいただきました。 |
ポイント | 被害者の方は事故で大きな衝撃を受け、首の痛み・手の痺れの症状でお仕事に支障が出ていたほか、耳鳴の症状でもお困りの状況でした。このため、耳鼻科専門医への受診をご案内して、聴力や耳鳴についての適切な検査を受けていただきました。そして、整形外科と耳鼻科の先生に依頼文書を作成し、適切な後遺障害診断書を作成いただいて後遺障害請求を行いました。その結果、頚部痛・手の痺れの症状について14級が認定されましたが、耳鳴の症状については事故との相当因果関係は認められず、後遺障害に該当しないとの回答でした。被害者の方によれば、耳鳴の症状も事故後それほど時間が経たずに現れたとのお話しで、カルテを確認してもそのとおり認められましたので、申立書を作成し、カルテ等を添付して手続きをしたところ、事故との相当因果関係が認められて耳鳴について12級が認められ、頚部の症状14級とあわせて併合12級に変更されました。被害者の方はこの結果にご納得され、終了となりました。 |
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